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英語の奥深さ『言語と文化の関係』

田渕 愛奈講師兼教材開発アシスタント / 英語の先生
更新日: 2022年7月7日
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皆さん、英語をお勉強するときに文法や単語以外で違うアプローチでお勉強した事ってありますか?
単語と文法覚えるので必死だったわい!

それ以外の勉強法ってあるのって思った方は沢山あると思うのですが、言語を学ぶ上で言語的背景や異文化学的な背景がとても大事だと言う事実を見失ってしまっています。紙の上に書かれている文字だけでは、学べないことが沢山あります。言語は目に見えないバックグラウンドがあり、それを学び、真似することで英語をより深く理解し話せるようになるのです。ここでは日本語と英語を比べながら、もっと皆さんが英語って面白い!と思えるような事実をご紹介すると同時にそれを踏まえて実践できるTipをいくつか紹介します。

言語と文化の関係

Photo by Leonardo Toshiro Okubo on Unsplash

英文に必ず「主語」が含まれる理由

英語教師として子供に質問をすると、だいたいのお子さんは名詞だけで答える癖があります。例として、What’s your favorite animal?→Dog. 日本語に訳すと「好きな動物は?」→「犬」となり、主語を省略して話しますが、英語では必ず主語を付けてMy favorite animal is a dog./I like dogs.となります。個人的に主語を付ける癖が英語で付いているので、母親との日本語の会話で主語が付いていないと必ず「何が?」と聞いてしまいます。なぜなら、お互いが思ってる「主語」が一致していない可能性があるからです。

なぜ、英語は主語が必要かと言うと、英語圏を話す国がIndividualism(個人主義)である一方、日本はCollectivism(集団主義)という背景があるからです。個人主義は「自分の意見を大切にする文化」、集団主義はは「自分の言動が周りに影響する文化、周りの人と協力しあって生活する文化」です。そのため、日本語では自分の意見が周りの人と繋がっているという事です。相手の言いたいことを感じとってくれているのです。言語のルーツが同じアジア圏の中国や韓国も主語を省きます。ですが、英語は個人主義ですので「誰が」「何が」を主張しないといけません。例としてあげた好きな動物の話の場合、私は犬が好きだけど、質問した側は犬好きじゃないかもしれないので、主語を付ける必要があります。従って、英語には“How about you?” というフレーズがあります。人ぞれぞれの意見を大切にするから、そのように聞くんです。いろんな意見を聞きたい。意見を共有したいという思いなんでしょうね。

言語は文化に影響され、文化は言語に影響される

皆さん、「いただきます」って英語で言えますか?私がお友だちとお昼ご飯を食べるときに、両手を合わせて頭を軽くさげ、「いただきます」と独り言のように言うと、「What did you say? Are you praying for food?」と聞かれたことが(笑)個人的に日本のアニメを英語字幕付きで見ることが多いのですが、「いただきます」とは大体、Thank you for your food.となっています。説明すればニュアンスは伝わるけど、そのままの言葉はない。このように、日本語だと普通だけど、英語では表せない言葉は存在します。もちろん、逆もしかりです。他にも、「もったいない」、「お疲れ様」など英語に存在しない言葉があります。なぜ、このような事になるかと言うと、私たちが食べ物、生産者さん、命に対して“感謝”する文化だからです。感謝する文化があるから、感謝する言葉が生まれるんです。もう一つ例を挙げると、私のお友だちが日本語で1~10を数える事ができるのですが、‘7’の読み方が二つあること、単位によって言い方が変わる事に不思議に思っていて、頭の中どうなってるの?と言われました (笑)

私たちはある一つの言葉として認識していますが、英人からすれば7は全てSEVENなのに、それ以外の言葉があるの?と不思議がってました。このように、言語と文化は表裏一体の関係なのです。しかし、言語は単に文化的背景を表現しただけではない。その言語の話し手一人ひとりアイデンティティを表現するものです。同じ日本人でもみんなそれぞれ違うのは当たり前で、その違いは言語に拠って表現される。話をしている時は日本人としてのアイデンティティと個人としてのアイデンティティの両方を同時に表現しているのです。世界の共通言語である英語は、非母国者の話し手が多い。では、その英語の裏にある文化とは?英語圏に住んでいる人にはその国の文化が存在するし、それに基づいたアイデンティティはあるだろうが、もし日本人とフランス人が英語を話した場合は、どのような文化があるのだろうか。共通言語である英語には、特定の文化的背景はなく英語を共通言語として話すときは、「個人」のアイデンティティが大事になってくる。つまり、それだけ自分の事を英語で表現できる力を付けることが大切なのです。

英語圏の人が日本人と比べてよく話す理由

Photo by Volodymyr Hryshchenko on Unsplash

非言語コミュニケーションとの関係

皆さんお友だちと一緒に食事に行って無言が続くいた時ってどう感じますか?そのお友だちのレベルにもよるとは思うのですが、多分落ち着かないと感じる人は少ないはずです。私もいつも仲良くしている日本人の子達と食事に行くと、沈黙が続きます。個人的にその沈黙が心地よいのですが、逆に外国人の子と食事に行くと、お互い永遠に喋ります(笑)

理由としては日本がHigh-context culture(高文脈文化)に対し英語はLow-context culture(低文脈文化)だからです。High-context cultureは簡潔に言えば「空気を読む」ことができるという意味です。実際に言葉として表現された内容よりも言葉にされていないのに相手が理解できる内容が豊富という事です。忖度をする、本音と建前はまさにHigh-context cultureをよく表していますよね。逆にLow-context cultureは言葉として発した内容だけが情報としての内容を持っているので、意味的には素直で、話していない内容は伝わりません。

しかし、話していない内容を伝えるために、英語圏の人は非言語コミュニケーション’を駆使しながら会話をします。非言語コミュニケーションの意味は読んで字のごとく、言語に頼らないコミュニケーションの事です。ノンバーバル コミュニケーション(Non-verbal communication)とも言い、例えば話す、メッセージを書くといった言葉を使うコミュニケーション以外の意思伝達方法を指します。この非言語コミュニケーションは私たちが他人と会話する上で無意識に使っており、言葉よりも大事な役割をしています。海外ドラマでは良く使われており、台詞の代わりに表情や行動によって表されていたり、トーンによって本心は違っていたりととても、面白いです。

よく外国人が指をクィクィとするAir quotesを見たことがあるかもしれませんが、これは大体皮肉を言うときに使います。日本語の会話だと皮肉を言われた時に感じ取ることができますが、先程述べたように英語圏の人は「言わないと伝わらない。目に見えないと伝わらない」ので、Air quotesを使って“皮肉だよ“と伝えているのです。文章だけだと、雰囲気が伝わらないことってありませんか?私の親友の性格が当時、少しツンツンとした方で、そのキャラクターのまま文章を書くとめちゃくちゃ怒っているようになってしまい、何回か心に刺さったことがあります(笑)でも、顔を見て表情、声のトーン、話す速度、視線などの非言語コミュニケーションから、彼の言いたいことが伝わりました。もっと詳しく数字で表すと一目瞭然です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって1971年に発表された、「7-38-55ルール」あるいは「3Vの法則」と呼ばれる法則があります。この法則によると、人はコミュニケーションを取るときには、受け取る情報を100とすると、相手から発せられる言語の内容である「言語情報」から7%、声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」から38%、そして相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%の情報を受けています。つまり、言語メッセージよりも非言語コミュニケーションによるメッセージのほうが、影響力が強いということが分かります。大げさに言うと、話さなくてもコミュニケーション取れるという事です(笑)

具体的に非言語コミュニケーションの例を挙げると、分かりやすい例は目を合わせない’はシャイ、退屈しているなどや、少し心理学っぽくなるのですが王道だと髪の毛や耳を触ると嘘をついているなど人の行動から相手に伝えていることは沢山あります。言葉は嘘をつけるけど、無意識の行動が多い非言語コミュニケーションは本人の真意を読み取るのに、とても役に立ちます。我々、先生達も頑張り屋の生徒が「大丈夫」「理解してる」と言った後の行動や表情に目を光らせて、今できるベストな状況は何かを常に見てます。Eigopopの最近のEpisodeではヘンゼルとグレーテルのお話を読解する回で、私は台詞を読むときは女優ばりに感情を込めて、状況を想像しやすいように読んでいます。生徒は少し引いている様子ですけどね(笑)

英語を話すときのポイント

Photo by Stephen Andrews on Unsplash

リアクションを表に出す事を心がける

日本人は気持ちをうちに秘めがちで、気持ちを読み取ってくれますが、外国人は基本的に言わないと分からないです。言いたいことははっきりと言い、自分の意見に責任に持ち、コミュニケーションを取りましょう。自分が言いたいことだけではなく、ジェスチャーや声のトーン、顔の表情にも気を付けながら、お話してみましょう。後、他と意見が違う時も恐れずに口に出してみましょう。他と違うと、みんなと意見を合わせようと同調してしまいがちですが、勇気を持って声に出して見て下さい。もちろん、時と場合によりますが以外と自分がやりたいこと、思った事を言うと一人の意見として聞き入れて貰え、自分の心地の良い環境になります。

シャドーイングをする

シャドーイングは聞いた事はあるかもしれません。個人的には一番おすすめしたいやり方です。皆さん、一度はやった事があるのでは?私も実はやった事があり、今でもたまに気持ちが乗ると自然と一人で画面に向かって喋ってます。私のシャドーイングのやり方はただ、アメリカの有名なコメディ番組FriendsのPhoebeの台詞を彼女になりきって、台詞を繰り返して言うだけです。もっと本格的にやりたい人は、自分の声をレコーデイングして、再度聞き直すとより良いです。女優になった気分で演じるのが一番です。英語の基本的な能力を鍛えられる他、文化や会話の中で使われている間の使い方などを学びました。

まとめ

言語と文化の関係はとても深く、言語を学ぶ上で文化を学ぶ事は必須です。英語ってなんでこうなの?って思うことがあれば、是非その裏側にある文化を見て見て下さい。忘れていけない事は、英語を話すときは個人のアイデンティティを大事にすることです。社会における一つの価値観についても、“わたし”なりの考えを持ちましょう。ノンネイティブの方々が作ってきた英語文化に、自分のオリジナルを付け足して下さい。


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