Eigopopのミミ先生です。
今回は、前回の記事に引き続き等位型バイリンガルの『英語脳』を作るためのルールについて考察してみたいと思います。
英会話の秘密
実は英単語を1000語を使えれば、日常英会話は85%カバーでき、3000語あれば日常英会話の98%をカバーできると言われています。そして、これらの単語のほとんどは日本の高校卒業程度までに学ぶ単語ばかりです。
しかし、日本で高校を卒業しただけでは英語を喋れるようにはなりません。
その理由は簡単です。英語で喋り考えるようになるということは、たくさんの難しい単語のつめこみや暗記ではなく、少ない必須単語だけであっても、正しい使い方を実践し学ぶ必要があるからです。 英語の正しい使い方を実践し学ぶ方法を、私自身の学習者側と講師側の両方の経験を元にまとめてみました。
英語脳を作るための8つのルール
それでは、前記事で紹介したタイプ2『等位型バイリンガル』のような、英語脳と日本語脳の切り替えが可能な『英語脳』を効果的に作るためのルールを見ていきましょう!
1)英語はコミュニケーションのツール
ノートに書き写すのではなく、最初から英語を会話で意思疎通するために使いましょう。「Yes」や「No」と言ったすぐ使える単語から「Yes = Right= 👍」「No = Wrong= 👎」などと、感情やイメージと単語も繋げていきます。そうすることで日本語のフィルターなしで英語で意思疎通する道が開かれます!
では、どのようにその必須単語を選べば良いのでしょうか?それには、最初からシチュエーションごとの頻出フレーズや単語から覚えること、そして、英単語を日本語と結びつけて覚えるのをやめる必要があります。例えば、単語カードに描かれた絵を見ながら、日本語を介さず絵のイメージと英単語の音を結びつけ学ぶことが大切になります。
Eigopopではこの学び方『イメージde英単語 』を実践することで生徒が、日本語に訳して考える癖を最初からつけないようにします。 その上で、それらの単語を使用しシチュエーションごとに言いたいことをどうやって伝え、相手の言わんとすることをどうやって理解するかというコミュニケーションに基づいたフレーズ練習をします。
2)ともかくたくさん英語を聞こう
毎日英語をBGMとしてでも流し続け、脳を英語の音で浸しましょう。言葉のリズムや、繰り返されるパターンや固まり、目立つ部分やアクセント、声のトーンの違いに気がつくようになります!
英語の歌でももちろん良いでしょう。歌なら会話形式になっていて、ネイティブ発音と同じメロディーになっているミュージカルのような曲や、Eigopopの『カラオケde英会話』をお勧めします。聴きながら歌うことで簡単にフレーズを覚えることができるからです。
3)単語より先に文全体の意味を知ろうとしよう
分からないとことにフォーカスせずに、分かることや、聞き取れる単語から見つける癖をつけ、全体の意味を想像しましょう!最初は分からなくても、ルール2の英語をたくさん聞く事を実践していると、声の大きくなった単語から一番伝えたい事、声のトーンから否定的なのか、肯定的なのか、質問なのかが、分かるようになるので、文章全体の意味を想像できるようになります。
4)ボディーランゲージを使おう
伝えるために恥ずかしいという心を捨てましょう。メラビアンの「3Vの法則」によると英語のコミュニケーションを占める割合は、7%が言語自体、38%が音のトーン、55%がジェスチャーや表情なんです!このように、英会話におけるコミュニケーションにボディーランゲージはとても大切です。身振り手振り、顔の表情、雰囲気だけでもほとんどの意味が汲み取れるほど表現豊かにネイティブの会話は行われます。
5)知ってる単語を組み合わせよう
英語は、動詞10個と 名詞10個と、形容詞10個だけで、1000の異なる文章が作れます。高校レベルの英語知識があれば新しい単語なしでも、知っている言葉だけで意思を伝えることができるんです。母国語を覚えるのに『読み書きや文法』から始める人なんていませんよね。それと同じように、赤ちゃん言葉で 『聞き話す』ことから始めるのが、本当のコミュニケーションを学ぶ順番なんです。伝えたい難しい日本文を訳そうとせずに、知ってる英単語で赤ちゃん言葉で意思を何とか伝える練習から始めましょう。そもそも英語と日本語では言い回しが違うことがほとんどですので、最初から日本文を英文にしようとするだけでつまづきます。
6)英会話の親となる先生を見つけよう
恥ずかしくなるような赤ちゃん言葉の英会話を、受け止め育ててくれる親のような先生を見つけましょう。
英会話の親となる先生5ヶ条
マンツーマン形式でリラックスし安心して学べる先生。
対等な立場を意識し敬語を使わずに接してくれる先生。
自分が理解できるような英単語しか使わないという気遣いができる先生。
細かいところばかりを訂正せずに、完璧ではない文章でも意味を理解しようと努力してくれる先生。
自分が間違えた文章で伝えた意味を理解したかどうかをフィードバックし、適切な受け答え方や正しい言い方を、分かるように説明してくれる先生。
7)顔の動かしかたを真似よう
顔全体の筋肉を意識しながら、よく聞き、真似して、音が一番似ている顔の筋肉を覚えていきましょう!人間の顔には43もの筋肉があり、その筋肉は連動し動いています。そして、英会話で使う顔の筋肉と、日本語を話す時に使う筋肉は全く違うため、顔全体の筋肉の動かし方から真似る必要があるのです。 Eigopopでは、英単語の発音やイントネーションを分かりやすく視覚からもインプットできるように、『ジェスチャーde発音』を用いて単語を学んでいます。
8)心も体もリラックスしよう
自分に合っていて楽しみながら続けられる英会話学習法を見つけましょう!怒り、不安、焦りなどのネガティブな感情をなくすために、人と自分を比べることを今すぐやめましょう。
言語はただのツール、初めから完璧じゃなくて当たり前です。英会話を学んで何を伝えていきたいかに自信を持って、お子様なら学んでいる過程を褒め自信を持たせてあげてください。
まとめ
オンラインの普及した現在なら、日本のどこに住んでいても、インターに通わないでも、英語脳を育てることは可能です。しかし、そのためにはこれらのルールを意識せずには難しいと言い切れます。 そして、楽しんでリラックスしアウトプットし続けることも大きなカギとなるでしょう!
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