Eigopopのミミ先生です。
Eigopop(エイゴポップ)は、日本・アメリカ・ドイツという異なる文化や教育環境で育った3人の創設者によって生まれた、子ども向けオンライン英会話スクールです。
私たちはこれまで、累計29,000回以上のマンツーマンレッスンを通して、日本国内はもちろん、海外駐在ファミリーや英語圏で暮らすご家庭など、世界中の日本人のお子さんたちの英語学習をサポートしてきました。
ありがたいことに、「どうして、ここまで教材やアプリにこだわっているのですか?」とご質問いただくことがあります。その答えは、3人それぞれが歩んできた人生にあります。
今日は、日本・アメリカ・ドイツという異なる国で育った私たち3人、それぞれのストーリーをご紹介します。
すべては、一人の子どもの笑顔から始まった
Mayumi Kaneyuki(兼行真弓 / CPO / ミミ先生)
私は日本で生まれ育ちましたが、20年以上にわたりアメリカ、ドイツ、インドネシアで生活し、英語で考え、英語で暮らす中で自然とバイリンガルになりました。
教育者としての原点は、アメリカ・ロサンゼルスの幼児教育の現場にあります。現地の音楽教室で、3歳から14歳までの多国籍の子どもたちに、英語で音楽を教えていました。そこで毎日のように目にしていたのは、子どもたちが「勉強」ではなく「遊び」や「音楽」を通して、驚くほど自然に言葉を吸収していく姿でした。
ある日、一人の日系アメリカ人のお母様から「娘に日本語を覚えてほしいので、日本語の歌を教えていただけませんか」と相談を受けました。そこで私は、とてもシンプルな歌を作りました。
「おはよう おはよう Good Morning おはよう おはよう Good Morning」
たったそれだけの短い歌でしたが、その子は数日もしないうちに「おはよう」という言葉を覚え、自分から日本語の歌を口ずさむようになり、少しずつ日本語そのものに興味を持ち始めたのです。
このとき気づきました。
子どもは、単語を覚えたから歌うのではない。歌ったから、言葉を覚えるのです。
この小さな出来事が、後にEigopopの『カラオケde英会話』へとつながる最初の種になりました。
その後、結婚を機にドイツへ移住し、日本の子ども向けオンライン英会話講師として働き始めると、また別の気づきがありました。英単語をたくさん知り、文法もよく理解しているのに、英語になると急に黙ってしまう子どもたちがたくさんいたのです。
「間違えたらどうしよう」「親が隣で見ているから緊張する」
そんな気持ちが、子どもたちの口を止めていました。子どもたちに必要なのは、もっと単語を覚えることではなく、もっと安心して英語を試せる環境なのではないか。そう考え、指でイントネーションを表現しながら発音したり、フレーズを歌のように一息で言ったり、ゲームやジェスチャーを取り入れたりと、さまざまな方法を試し始めました。
その後インドネシアへ移住し、日本人駐在ファミリーのお子さんを対象に英語音楽教室を開き、歌・リズム遊び・ゲームを通して英語で会話をする実践を重ねる中で確信したのは、子どもたちは単語より先にリズムを覚え、文法より先にフレーズを覚えるということ。そして何より、「楽しい」という感情と一緒に覚えた英語は、驚くほど長く記憶に残るということでした。
この経験から生まれたのが、現在Eigopopにある『カラオケde英会話』や『ジェスチャーde発音』、そして「英語をコミュニケーションとして楽しむ」という教育理念の原点です。
教育とテクノロジーをつなぐ視点
Elliott Fiedler(フィードラー・エリオット / CTO)
Eigopopの技術面を支えているのが、アメリカ・テキサス州出身のElliott Fiedlerです。
フィードラーさんが日本に興味を持ったきっかけは、小学生の頃にアメリカのケーブルテレビで偶然目にしたNHKのニュース番組でした。その小さな出会いから関心が深まり、高校では日本語を学び始め、初めて漢字を書きました。大学時代には関西外国語大学へ留学し、日本の伝統音楽や建築、文化に触れながら、日本という国への理解を深めていきました。
コロラド州立大学を音楽の学士号とアジア研究の副専攻で卒業した後、どうしても日本に戻りたいという思いからJETプログラムに参加。神戸で中学校の英語教師として働き始めました。その傍ら、長唄の三味線を習い、自分の音楽制作も続けていました。2012年には東京に移り、墨田区の小学校で英語を教えることになりました。
授業だけでなく給食や掃除の時間、学校行事など、子どもたちの日常生活を共にする中で、フィードラーさんは日本の教育には「教科を教えること以上の価値」があることに気づいたそうです。日本の教室は、単に知識を伝える場所というよりも、小さな社会のように機能している。子ども同士が助け合い、役割を持ち、コミュニティへの責任を共有していく。その姿は、アメリカで育ったフィードラーさんにとって大きな学びでした。
同じ頃、フィードラーさんは独学でソフトウェア開発を学び始めました。プログラミングと音楽制作には、実は多くの共通点があります。どちらも創造性と規律の両方が求められ、「まだ分からないこと」と向き合う忍耐力が必要で、手を動かすほど上達していく。
「子どもたちが今いちばん身につけるべき力は、『枠の外に描く勇気』だと思います。安全な場所から一歩踏み出すこと、失敗を恐れないこと、正直に生きること、創造すること、そして貢献すること。私にとって、小学生の頃に見たNHKの番組がまさにそうした入り口でした。見知らぬ文化に実際に足を踏み入れることで、自分でも知らなかった強さや可能性が引き出されるものです。」
フィードラーさんにとって言語とは、異なる文化を理解するための橋であり、自分自身を見つめ直す鏡でもあります。言語は見知らぬ世界への扉であると同時に、内側に向けると、自分自身の信念や情熱を発見するためのツールにもなるのです。
世界を知ることは、自分を知ること
Ken Rangkuty(ランクティー・ケン / CEO)
Eigopopのもう一人の創設者が、CEOのKen Rangkutyです。
ランクティーさんは、ドイツとインドネシアにルーツを持ち、ドイツで育ちました。ヨーロッパ、アメリカ、アジアで生活しながら、多様な文化や価値観に触れて人生を歩んできました。
もともとはロサンゼルスで音楽プロデューサー・作曲家として活動していましたが、その後、起業や教育、国際協力を通してより広い形で社会に貢献したいという思いから、経済学やビジネスを学びました。
現在は日本で暮らしながら、コミュニティガーデンづくりや地域活動にも積極的に取り組んでいます。ランクティーさんは大の自然好きで、森を歩き、植物を育て、木工やDIYを楽しみ、自分の手でものを作ることに大きな喜びを感じています。日本文化とドイツ文化には共通する部分があると感じているそうです。職人技へのこだわり、継続的な改善への姿勢、そしてコミュニティを大切にする心。
そして昔から大切にしている考えがあります。
「自分で作れるものは、自分で作ってみよう。」
その考え方は、Eigopopという会社づくりにもそのまま表れています。既製品を組み合わせるのではなく、本当に子どもたちに必要だと思うものを、自分たちの手で一つずつ作り上げていく。
ランクティーさんにとって、言語学習は単語や文法を超えたものです。言語を学ぶことは、その文化の核心に近づき、異なる考え方を理解すること。異なる国で暮らすことで自分の視点がどれほど変わるかを体験してきた彼にとって、多言語を学ぶことは、好奇心、共感力、そして自分で考える力を育てる強力なツールです。
「Stay curious. 好奇心を持ち続けよう。」
これがランクティーさんから子どもたちへのメッセージです。ものを作ろう。質問をしよう。知らない場所に足を踏み入れることを恐れないで。言語を学ぶことは、単なる実用的なスキルではなく、世界観を広げ、他者への理解を深め、自分自身の考え方を豊かにする機会なのです。
まとめ
日本、アメリカ、ドイツ。3つの異なる国で育った私たちですが、「子どもたちに楽しく英語を学んでほしい」という想いは共通しています。
次回の後編では、Eigopopがどのように形になっていったのか、3人が出会い、サービスを立ち上げるまでのストーリーをお伝えします。
お子様の英会話学習に興味がある方は、ぜひEigopopの無料体験レッスンをお試しください。
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